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ゆうパック・ゆうゆうメルカリ便で香水を送ってしまったら?私の体験談

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ゆうパックで香水を送ってしまったらどうなる?

ゆうゆうメルカリ便なら香水を送っても大丈夫?

最近はフリマアプリなどが普及していて、個人間で郵送のやりとりが発生する機会も多くなりました。

中にはフリマアプリで香水を売った、もしくは買った人もいるのでは?

実は香水は発送に注意が必要なんです。

この記事では日本郵便での香水の取り扱いについて解説しています。

これから香水を郵送しようと考えている人はぜひ一度ご確認ください。

目次

郵便局から香水は送れる?

香水はアルコールを含む可燃性の高い品物であるため、郵便物全般において引き受け禁止となっています。

そのため、郵便物の中に香水が入っていると郵便局では引き受けできません。

ただし、練り香水やアルコールフリーの香水は送ることができます。

ゆうパックで香水は送れない

ゆうパックは日本郵便のサービスなので、香水の発送を引き受けることはできません。

下記のものは、ゆうパックとしてお取り扱いすることはできません。

1爆発性、発火性、その他の危険性のある物
(詳しくはこちら。ただし、アルコール飲料については、ゆうパックに限りアルコール濃度70%まで取り扱うことができます。)
2毒薬、劇薬、毒物及び劇物(官公署、医師、歯科医師、獣医師、薬剤師又は毒劇物営業者が差し出すものを除きます。)
3生きた病原菌及び生きた病原体を含有し、又は生きた病原体が付着していると認められる物(官公署、細菌検査所、医師又は獣医師が差し出すものを除きます。)
4法令に基づき移動又は頒布を禁止された物
5人に危害を与えるおそれのある動物(学校又は試験所から差し出されるもの、これにあてるものを除きます。)
6複数の個人情報を含むもの
7現金(外貨を含みます。)
https://www.post.japanpost.jp/question/6.html

香水は上記の1(爆発性、発火性、その他の危険性のある物)に該当します。

ただし、アルコール度数が60%以下のものであればゆうパックで郵送可能です。

とはいえ、ほとんどの香水はアルコール度数が60%超えているので、基本的にゆうパックは使えません。

ノンアルコール香水や練り香水の場合は、品名に「アルコール無し」と記載しておきましょう。

ゆうゆうメルカリ便で香水は送れない

ゆうゆうメルカリ便は日本郵便のサービスなので、香水を発送することはできません。

ゆうゆうメルカリ便では、香水は原則荷受けできません。

ただし、 「アルコールフリーの香水」または「練り香水」に限り荷受け可能です。

上記商品をゆうゆうメルカリ便で発送する場合は、商品名または商品説明・品名に 「アルコールフリーの香水」「練り香水」である旨を記載してください。

https://help.jp.mercari.com/guide/articles/332/#

ゆうゆうメルカリ便では原則として香水の引き受けができませんが、練り香水やアルコールの入っていない香水は例外です。

練り香水やアルコールの入っていない香水を送る場合は、品名に明記して送りましょう。

かんたんラクマパックで香水は送れない

かんたんラクマパックは日本郵便の配送ルートを利用しているため、郵便局と同じく香水の取り扱いはできません。

かんたんラクマパック(日本郵便):原則送ることができません。 「アルコールフリーの香水」または「練り香水」に限り可能です。

https://faq.fril.jp/9579/#:~:text=香水,香水」に限り可能です%E3%80%82

ただし、練り香水やアルコールフリーの香水なら引き受けが可能です。

練り香水やアルコールの入っていない香水を送る場合は、品名に明記しましょう。

香水を自分で送りたくないときは買取サービスを利用する

ここまでで香水を郵送する難しさがお分かりいただけたかと思います。

香水を自分で送るシチュエーションと言えば、フリマアプリで香水が売れた時ですよね。

でも、フリマアプリで香水を売ってしまうと自分で配送手続きをする手間がかかってしまいます。

「香水を自分で発送したくない」という方は、配送用のダンボールの準備や配送手続きまでやってくれる買取サイトを使うのがおすすめです。

ゆうパック・ゆうゆうメルカリ便で香水を送ってしまったらどうなる?

ゆうパックやゆうゆうメルカリ便で香水類を送ってしまった場合は、差出人のところに差し戻されます。

対象物は差出人の住所に届けられたり、場合によっては郵便局に自分で取りに行くことになったりするようです。

ゆうゆうメルカリ便での失敗談

わたしも知識不足でゆうゆうメルカリ便で香水アトマイザー(ケースのみ)を出したことがあるのですが、自分の住所に戻ってきてしまいました。

担当の郵便局に電話で確認したところ、香水ケースであっても「数滴香水が付着しているかもしれないので引き受けできない」とのこと。

ちなみに品名に香水を入れず、「空き瓶」や「空きケース」としていれば引き受けてもらえたようです。

ゆうゆうメルカリ便で香水を送ってしまった後の流れ

ゆうゆうメルカリ便で誤って香水を送ってしまった場合は、送り先の住所には届かずに差出人の手元に戻ってきます。

「ゆうゆうメルカリ便がダメなら、らくらくメルカリ便(クロネコヤマト)で再送すればいい」と思いますよね?

でも、1度メルカリ便で発送したものは、再送するときにメルカリ便で出すことができません。

香水を郵便局から送れないのはなぜ?

香水を郵便局から送れないのはなぜでしょうか?

法律の観点から解説します。

郵便法で禁止されている

こちらは郵便法で引き受けが禁止されているものです。

区別禁制品
爆発性の物発火剤類発火剤、せん光剤、発えん剤、発煙剤およびテルミット
火薬類硝酸塩およびこれを主とする有煙火薬(猟用もしくは鉱山用黒色火薬、アンモン火薬の類)ニトロセルローズおよびこれを主とする無煙火薬(猟用無煙火薬の類)ニトロセルローズとニトログリセリンとの結合物を主とする無煙火薬
爆薬類 ・ 雷酸塩(雷こうの類)および窒水素酸塩(窒化鉛の類)並びにこれらを主とする起爆薬硝酸塩、塩素酸塩および過塩素酸塩並びにこれらを主とする爆薬(硝安爆薬、塩素酸カリ爆薬、カーリットの類)硝酸エステル(綿薬、硝酸でんぷん、四硝酸ペンタエリスリットの類)およびこれを主とする混和物ニトログリセリンおよびニトログリコール並びにこれらを主とする爆薬(各種のダイナマイトの類)ニトロ化合物(トリニトロベンゾール、テトリール、トリニトロトルオール、ピクリン酸、トリニトロアニソール、ヘキサニトロヂフェニルアミン、トリメチレントリニトロアミン、トリニトロクロルベンゾールの類)およびこれらを主とする混和物
火工品類実包、空包、薬包、薬筒、雷管、弾薬筒、信管、火管、爆管、門管、導火線、導爆線、煙火、玩具煙火およびその他の火薬もしくは爆薬を使用した火工品
その他メタアクリル酸メチルエステル、亜塩素酸塩(ネオシロックスの類)およびこれを主とする製品
発火性の物発火合金類、還元鉄、還元ニッケル、過マンガン酸カリ、黄リン、赤リン、硫化リン、マッチ、金属カリウム、金属ナトリウム、マグネシウム粉、アルミニウム粉、真ちゅう粉、亜鉛粉、銅粉、生石灰、過酸化物(過酸化鉛、過酸化ソーダ、過酸化バリウム、過酸化カリの類)、カーバイト、リン化石灰およびハイドロサルファイト
引火性の物引火点摂氏30度以下の物上記以外の物で次に揚げる物 ・ 石油類(石油エーテル、ガソリン、石油ベンジン、天然ガス分離油、頁岩油、石炭液化油、タール類分りゅう油の類で引火点摂氏30度以下のもの)を主とする塗料、接合剤、その他の製品(ラッカー、ラバーセメント、アスファルトプライマーの類)アルコール類(メタノール、ブタノールおよび変性アルコールを含む。)およびこれを60%以上含有する製品(香粧品、酒類等)コロヂオン、ソルベントナフタ(コールタールナフタ)、テレビン油、しょう脳、松根油およびクレオソート油
可燃性ガスブタン、プロパン、アセチレン、塩化ビニールモノマその他の可燃性ガス
強酸化性の物過酸化水素水(容量20%以上の物)
有毒もしくは悪臭のガスまたは蒸気を発する物毒ガス類(イペリット、ルイサイト、アダムサイトの類)、硫酸ジメチル(ジメチル硫酸)、無水塩化アルミニウム、クロルベンゾール、クロルベンジル、クロルアセチル、クロルピクリン、ブロム、ブロムベンジル、五塩化リン、塩化硫黄、塩化第二すず、塩化スルフリル、アクロレイン、四塩化チタンおよび四塩化けい素
有毒性の物オクタメチルピロホスホルアミドおよびこれを含有する製剤(シュラーダンOMA、ペストックス三の類)四アルキル鉛(四エチル鉛、四メチル鉛の類)およびこれを含有する製剤ジエチルパラニトロフェニルチオホスフェイトおよびこれを含有する製剤(パラチオン、ホリドールの類)ジメチルエチルメルカプトエチルホスフェイトおよびこれを含有する製剤(メチルジメトン、メタシストックスの類)ジメチル-(ジエチルアミド-1-クロルクロトニル)-ホスフェイトおよびこれを含有する製剤(ホスファミドンの類)ジメチルパラニトロフェニルチオホスフェイトおよびこれを含有する製剤(メチルパラチオンの類)テトラエチルピロホスフェイトおよびこれを含有する製剤(テップ、ニッカリンの類)モノフルオール酢酸、モノフルオール酢酸塩類およびこれを含有する製剤(モノフルオール酢酸ナトリウム、フラノトールの類)モノフルオール酢酸アミドおよびこれを含有する製剤(フッソールの類)燐化アルミニウムとその分解促進剤とを含有する製剤(ホストキシンの類)
強酸類発煙硫酸、無水硫酸、硫酸、発煙硝酸、硝酸、無水リン酸(五酸化リン)、クロルスルホン酸、ふっ化水素酸、塩酸およびぎ酸
放射性物質危険物船舶運送及び貯蔵規則(昭和32年運輸省令第30号。以下「規則」という。)第2条第1号トに規定する放射性物質等。ただし、次に掲げるすべての条件を満たして差し出すもの(爆発性を有するものを除く。)を除く。昭和52年運輸省告示第585号(船舶による放射性物質等の運送基準の細目等を定める告示)第4条に規定するものであり、かつ、同条第1号及び第2号に規定するものについては、放射能の量が、当該各号の表の上欄に掲げる区分に応じ、それぞれ当該各表の下欄(同条第2号の表にあっては、中欄及び下欄)に掲げる量の10分の1を超えないものであること。規則第8条第4項、第73条及び第83条第1項の規定に適合するように容器に収納し、又は包装したものであること。郵便物の表面に「放射性」又は「RADIOACTIVE」の文字、国連番号並びに差出人の氏名又は名称及び住所又は居所を規則第8条第1項、第9条及び第93条の規定に適合するように表示したものであること。規則第17条に規定する危険物明細書を添えて差し出すものであること。
毒薬・劇薬等毒薬、劇薬、毒物および劇物(官公署、医師、歯科医師、獣医師、薬剤師または毒劇物営業者が差し出す物を除く。)
病原体等生きた病原体および病原体を含有し、または生きた病原体が付着していると認められる物(官公署、細菌検査所、医師または獣医師が差し出す物を除く。)
移動・頒布を禁止された物法令に基づき移動または頒布を禁止された物
https://www.post.japanpost.jp/int/use/restriction/mail_method.html

香水は上記のうち、「引火性の物」に該当します。

各国共通の禁制品

こちらは世界各国の郵便で引き受けできないものです。

荷物が次に掲げる品目に該当するときまたはその疑いがあるとき。

  • 金、銀、白金その他の貴金属、ダイヤモンドを含む貴石および半貴石、各国の通貨(紙幣または硬貨)、あらゆる種類の宝飾品、その他の貴重品
  • 有価証券類
  • 信書または現行法で信書と定義された通信手段
  • 生動物
  • 遺体、位牌または遺骨
  • 変質または腐敗しやすいもの
  • 小火器用爆薬および火器
  • 爆発物
  • 圧縮ガス
  • 引火性液体および固体、可燃性固体
  • 写真用閃光電球
  • 磁気性物質
  • 水銀
  • 酸その他の腐敗性物質、全ての塩基および酸
  • 酸化剤
  • 毒物
  • 放射性物質
  • 気化性物質
  • 航空危険物と定義されるもの(ICAO技術指針およびIATA危険物規則によるものとします。)
  • 国際麻薬統制委員会が定める麻薬および向精神薬並びに輸出入国において禁止されているその他の不正な薬物
  • わいせつまたは不道徳な物品
  • 偽造または海賊版の物品
  • 取扱者若しくは一般公衆に危害を及ぼしまたは他の貨物、貨物設備若しくは第三者の所有する財産を汚染し若しくは損傷するおそれのある物品
  • 火薬類その他の危険品、不潔な物品等他の荷物に損害を及ぼすおそれのあるもの
  • 法定運送禁止品目
  • 通過国を含む輸出入国、州、地方自治体、連邦政府の法令によりその輸送、輸出、輸入等が禁止され、または制限されている貨物
  • 食料品
  • 凶器
  • 複数の個人情報が内容物に含まれたもの
  • その他当社が不適当と認めたもの(以下の荷物を含む。)
    • クレジットカードおよびキャッシュカード
    • パスポート
    • 受験票
    • 船荷証券
    • 動物製品
    • 植物(植物製品を含みます。)
    • 薬物、医薬品および医療サンプル(例:診断用試料、血液、組織サンプル等)
    • 拳銃、武器、刀および弾薬並びにこれらの部品
    • 液体
    • 骨董品、美術品および芸術品
    • 収集価値のあるものおよび1点もの
    • 工業用ダイヤモンド
https://www.post.japanpost.jp/int/UGX/restriction.html

香水は上記のうち、「引火性液体」に該当します。

香水を送りたい時は宅急便を利用する

https://twitter.com/xmq3bpvs6nywsrk/status/1506863305000120324?s=46&t=BAIXGM1OlI_YRbxQK9EJBg
https://twitter.com/dokechi_king/status/1220729140791390211?s=46&t=BAIXGM1OlI_YRbxQK9EJBg

まとめ

日本郵便の配送サービスでは、香水を送ることはできません。

香水はアルコールを含む可燃性の高い品物であるため、郵便物全般において引き受け禁止となっています。

ただし、練り香水やアルコールが入っていない香水は例外なので、品目の欄に「練り香水」や「アルコール無し」と記載して発送しましょう。

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