auサービスが制限されていますっていうショートメールが着たけど本当?
リンク先を開いちゃったけどどうしたらいい?
スマホのショートメールに詐欺のような怪しい文面が届いたことはありませんか?
たとえば、公的機関や企業の公式メッセージを装ったお知らせメールなどです。
そんな偽物メールの1つに、auになりすまして「auサービスが制限されています」と送られてくる事例があります。
とくにauユーザーの人は、自分のアカウントで何か起こったのではないかと不安になりますよね。
「auサービスが制限されています」のSMSは偽物
「auサービスが制限されています」という偽SMSは、数年間にわたって不定期で送られているようです。
しかもauユーザーでない人にも送られてきます。
ここからは偽メールの怪しいポイントやau公式の見解、内容が気になったときの対応について解説します。
送信元が157ではなく携帯電話番号
auからショートメールで連絡が来る時は、157の番号から発信されるのが通常です。
https://www.au.com/support/faq/detail/54/a00000000354/
しかし、今回取り上げている「auサービスが制限されています」のショートメールは、すべて個人の携帯番号から送られています。
企業が送ってくるメッセージなら、個人携帯からは送りませんよね。
auからショートメールでお知らせが来た時は、発信元の番号を確認するようにしましょう。
類似の迷惑SMSに注意!auを騙った具体例
auの名前を使った迷惑ショートメールは複数確認されています。
au公式によると、以下のような内容の迷惑SMSが実際に送られていたようです。
- 『【警告】au通信サービス停止と契約解除通告』
- 『通信サービスは利用停止』
- 『口座振替』『支払期日』『利用料金の未払い』
- 『利用金額超過』
- 『利用料金の支払い確認』
- 『au ID一時停止』
- 『不正なログインの警告』
- 『回線停止』
- 『訴訟最終通知』
au公式では、上記のような内容のメールを顧客宛に送ることはないと明言されています。
https://www.au.com/support/faq/detail/61/a00000000161/
「auサービスが制限されています」以外にも、さまざまな要件を装って偽のメッセージが送られてくるので注意が必要です。
リンクを押さずau公式サイトをチェック
auユーザーの人は「auサービスが制限されています」という文面を見たときに、たまたま思い当たる節があるかもしれません。
そんなときはついショートメールのリンク先にアクセスしたくなりますが、絶対にリンクを引かないようにしましょう。
本当にあなたのauサービスが制限している場合は、au公式サイトにログインした時にもお知らせが飛んでくるはずです。
気になることがあってもリンクを押さずに、au公式サイトでお知らせが来ていないか確認してください。
偽SMSのリンクを押してしまった場合の対処法
リンク先にアクセスしただけの場合
IDやパスワードを入力してしまった場合
https://www.au.com/support/faq/detail/78/a00000000578/
まとめ
スマホのSMSに送られてくる「auサービスが制限されています」は偽物です。
発信元はau公式ではなく、個人の携帯番号になっています。
このショートメールが届いても、リンク先にアクセスしないでください。