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トヨタ博物館とトヨタ産業技術記念館の違いは?写真付きで解説

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トヨタ博物館とトヨタ産業技術記念館の違いは何?

どっちに行くのがおすすめ?

名古屋市にはトヨタ博物館とトヨタ産業技術記念館があります。

トヨタの名のつく通り、どちらも自動車に関連する施設ですが、どちらか一方しか行けない場合はどっちに行くのがいいのでしょうか?

この記事では両方の施設に行った感想も交えながら、2つの施設の違いをご紹介します。

目次

トヨタ博物館とトヨタ産業技術記念館の違いは?

トヨタ博物館

扱っているテーマ

トヨタ博物館:

世界の自動車とクルマ文化の歴史

日米欧の自動車140台を展示

自動車にまつわる文化資料4,000点を展示

トヨタ産業技術記念館:

紡織産業と自動車産業(トヨタ)の歴史

ものづくりの仕組みを生かした11のオリジナル体験遊具

100年以上前に作られた蒸気機関の展示

開館日

トヨタ博物館:1989年4月

トヨタ産業技術記念館:1994年6月

入館料

トヨタ博物館:1,200円

トヨタ産業技術記念館:500円

共通:1,400円

入場者数

トヨタ博物館:178,906人

トヨタ産業技術記念館:200,307人

トヨタ博物館とトヨタ産業技術記念館に行ってみた感想と所要時間

トヨタ博物館とトヨタ産業技術記念館は、どちらもトヨタ自動車関連施設ということで、名前を聞いた時点では同じような施設だと思っていました。

でも、実際に両方の施設に行ったことで2つの施設のテーマが違うことを実感したのです。

ここからはトヨタ博物館とトヨタ産業技術記念館の写真を織り交ぜつつ、実際に行った感想や所要時間をお伝えします。

トヨタ博物館は『車の世界史』

トヨタ博物館には、大きく分けて2つの展示スペース(クルマ館・文化館)があります。

はじめにクルマ館で展示されている車を見た後、文化館で車の歴史的資料を見るルートです。

クルマ館

チケットを購入して中に入ると、まず始めにトヨダAA型乗用車のレプリカが置かれています。

トヨダAA型乗用車
トヨダAA型乗用車

この車はトヨタ初の生産型乗用車で、当時の図面を基に忠実に再現されています。

エスカレーターで2Fに上がると、世界のクラシックカーがたくさん展示されていました。

スタート地点は馬車のような形をした豪華な自動車が並んでいますが、ルートを進むたびに自動車の歴史が進んでいきます。

昔の洋画の中に出てくるようなクラシカルな車が多くて写真を撮るのが楽しかったです。

2Fの中盤〜後半にかけては、だんだんと現代の自動車に近いフォルムの車が増えていきます。

文化館

文化館

文化館には自動車のポスターや玩具、車のマスコットなどの車にまつわる文化的資料が約4000点展示されています。

年代ごとに並べられたミニチュアカーもあったりして、見ていてとても楽しかったです。

世界各地のナンバープレート

文化館の奥には世界各地の車のナンバープレートの展示がありました。

登録番号の表記の仕方なども国によってさまざまで見応えがあります。

トヨタ博物館の所要時間

トヨタ博物館

わたしは16時ごろについたのですが、閉館が17時なので足早に見て約1時間かかりました。

閉館まで時間があってゆっくり見られる場合には、約1時間半〜2時間程度は必要だと思います。

トヨタ産業技術記念館は『トヨタ自動車の歴史』

トヨタ産業技術記念館の展示スペースは、自動車館と繊維機械館に分かれています。

とくにルートは決まっていないので、自動車館と繊維機械館どちらからでも見学可能です。

自動車館

自動車館入口

自動車館の入口はこんな感じです。

入り口横にはペッパーくんが複数いて、みんなで楽器を演奏していました。

中に入るとまずトヨタ自動車の歴史が学べる部屋から始まり、その後ルートに沿って自動車を作るのに必要な技術や装置の展示を見ていきます。

さらに進むと、のべ7,900平方メートルの広いスペースに自動車工場が丸ごと入ったような空間で実際に自動車が組み上げられていく様子も見学。

覚えきれないほどの情報量で濃い時間を過ごせました。

繊維機械館

環状織機

時間の関係で繊維機械館は回れませんでした。

入り口には豊田佐吉が発明した環状織機が展示されていて、ここで記念写真を撮る人も多いです。

繊維機械館は3,000平方メートルのスペースに、大正時代に建てられた紡績工場と建屋がそのまま入っています。

繊維機械館と自動車館の中間地点には、100年以上前に作られた蒸気機関も展示されています。

写真では伝わりづらいかもしれませんが、結構大きいので迫力があります。

タイミングが合えば実際に動いているところも見られますよ。

トヨタ産業技術記念館の所要時間

トヨタ産業技術記念館の所要時間は約2時間程度です。

展示物をさっと見て行くだけなら、約1時間半ほどで回れるでしょう。

逆に説明書をじっくり読みながら進みたい場合は3時間以上かかります。

トヨタ博物館とトヨタ産業技術記念館ならどっちに行くべき?

ここまででトヨタ博物館とトヨタ産業技術記念館の感想をお伝えしました。

どちらの施設もおもしろいので両方行くのがおすすめですが、時間の関係で片方にしか行けないこともありますよね。

そんなときは目的に合わせて、どちらに行くか決めましょう。

珍しい車が見たいならトヨタ博物館がおすすめ

https://twitter.com/ajtgjmgta/status/1737353510654746799?s=46&t=BAIXGM1OlI_YRbxQK9EJBg

トヨタ博物館はクラシカルな車から最新の車まで、世界中の車が展示されています。

普段見ることができない珍しい車を見たいなら、トヨタ博物館に行くのがおすすめです。

家族連れならトヨタ産業技術記念館がおすすめ

https://twitter.com/sasu_oni_desu/status/1738851186583933326?s=46&t=BAIXGM1OlI_YRbxQK9EJBg

トヨタ産業技術記念館にはトヨタ自動車の歴史についての展示のほか、旧豊田紡織や最新技術を使ったゲームコーナーなど、幅広いテーマを扱っています。

テクノランド

とくに繊維機械や自動車などに使われている原理や仕組みをゲーム感覚で学べるテクノランドは、お子さんのいる家族連れにおすすめです。

トヨタ博物館と産業技術記念館に関するQ&A

館内は写真撮影できる?

トヨタ博物館・トヨタ産業技術記念館ともに、館内の写真撮影OKです。

https://toyota-automobile-museum.jp/about/

https://www.tcmit.org/visit/inspection/

まとめ

トヨタ博物館は、普段見られない珍しい車に興味がある人や車の写真を撮るのが好きな人におすすめしたいです。

世界の自動車全体の歴史に焦点を当てているので、移動手段が馬車から車に移行した初期の車から最新の自動車まで順を追って見ることができます。

トヨタ産業技術記念館は、科学や工業技術に興味がある人や家族連れの方におすすめしたいです。

自分で実際に動かせる展示物や、工業技術を応用した体験遊具(テクノランド)があるので、大人も子供もワクワクを楽しめます。

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