防カビくん煙剤の捨て方はどうすればいい?
防カビくん煙剤を捨てたのに回収してもらえなかった
お風呂のカビ防止アイテムとして人気のルックプラス・防カビくん煙剤。
水を加えてお風呂場にセットすれば、浴室全体に煙が広がって天井・壁・床までぜんぶ除菌&防カビができる優れものです。
そんな防カビくん煙剤ですが、使い終わった後はどうやって捨てるのが良いのでしょうか?
ここからは防カビくん煙剤の捨て方や、回収してもらえなかった時の対処法について解説していきます。
おふろの防カビくん煙剤の捨て方
お風呂の防カビくん煙剤を使い終わったら、どのようにして捨てればいいのでしょうか。
ここからはメーカーが推奨する捨て方や、各自治体での取り扱いについてご紹介します。
メーカー推奨の捨て方
防カビくん煙剤はどのように捨てればいいのでしょうか。
メーカー公式サイトでは以下のような見解になっています。
くん煙後は分解せずにそのまま「不燃ゴミ」や「小型金属」等、自治体の区分に従って捨てて下さい。
引用:https://faq.lion.co.jp/faq_detail.html?id=10885#:~:text=くん煙後は分解,区分に従って捨てて下さい%E3%80%82
防カビくん煙剤は分解せずに、そのまま不燃ごみや小型金属などで出すと良いそうです。
ただし、不燃ごみや小型金属の区分はあくまで例であり、何のゴミとして捨てるかは自治体ごとに確認する必要があります。
くん煙剤の捨て方の実例
防カビくん煙剤の捨てるときの分別方法は、各自治体によって異なることを説明しました。
ここからは具体例として、3つの自治体のくん煙剤の捨て方をご紹介します。
浦添市の場合
- 分別方法がわからないので教えてほしい
ゴミの分別について質問があります。お風呂用の防カビくん煙剤(使用済)を捨てたいのですが資源ごみ・不燃ごみ・有害ごみ、どれで出しても回収していただけません。
製品のHPにはスチール缶としてゴミに出して下さいとの記載があります。
使用済でも缶に重みがあるため、中身が入っているものだと
思われて回収されないのかなとも思います。
お忙しいところ申し訳ありませんが、ご回答いただけると助かります。 -
平素より浦添市環境行政へのご理解ご協力ありがとうございます。
この製品の捨て方については、構造や材質を調べたところ、プラスチック容器と薬剤缶に分けられるかと思います。プラスチック容器に関しては可燃ごみ、薬剤缶に関しては不燃ごみで分別してください。
それでもなお、ごみ回収がされない場合はお手数ですが環境保全課までご連絡をお願いします。
基本的なごみの分別方法や出し方については、浦添市ホームページや広報折り込みチラシでご案内しております「家庭ごみの分け方・出し方」に記載されていますので、そちらもご活用ください。
今後も、環境行政にご理解ご協力くださいますようよろしくお願いします。
https://www.city.urasoe.lg.jp/article?articleId=609e765f3d59ae2434bfdf2f
横浜市の場合
☆缶の分別間違い
3月20日(土)、缶・びん・ペットボトルの選別作業中に
一瞬何かが発火したことに気づきました。
その場所をよく見てみると、焼け焦げた防カビ燻煙剤の容器(缶)がありました。
------------↓発見した防カビ燻煙剤の容器(缶)↓------------------------------------------------------
燻煙剤は水分と反応し熱を出すことや有害な煙により作業員を危険にさらす可能性もあります。
これから、防虫用の燻煙剤を使うシーズンになってきますが、
絶対に、缶・びん・ペットボトルと一緒に出さないでください!
缶・びん・ペットボトルとして収集できるものは正しい分別!よろしくお願いいたします
https://www.shigenkousha.or.jp/news/detail.html?827
柏市の場合
https://www.city.kashiwa.lg.jp/garbage_environment/kashiwaarea/guide-k/ku/0044-0002.html
「不燃ごみ」で回収してもらえなかった時の対処法
防カビくん煙剤のメーカー公式サイトでは、使い終わったくん煙剤は分解せずにそのまま捨てるようにと記載されています。
ですが、実際に資源ごみ・不燃ごみ・有害ごみとして出しても回収されなかったという事例も。
防カビくん煙剤を捨てる時は、まずは分解せずに不燃ゴミなどとして捨ててください。
もし回収されない場合は、くん煙剤のプラスチック容器と薬剤缶に分けて分別しましょう。
プラスチック容器は可燃ごみや資源ごみ、薬剤缶は不燃ごみに分類されるかと思います。(各自治体の分類をチェックしてください)
プラスチック容器と薬剤缶を別々にゴミに出しても回収されない場合は、各自治体に問い合わせるのが確実です。
防カビくん煙剤の捨て方に関する声
まとめ
防カビくん煙剤は、分解せずにそのまま「不燃ごみ」や「小型金属」などとして捨てるのがメーカー推奨の方法です。
ですが、自治体によっては上記のやり方だと回収してもらえない場合もあります。
そんな時は防カビくん煙剤をプラスチック容器と薬剤缶に分けて捨ててみましょう。(分類は各自治体に従ってください)